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S市議のご質問への回答を公開します

私たちが入間市議に対して行なったアンケートについて、
おひとりの市議の方(匿名希望)から、逆質問をいただきました。
市議からのご質問の内容は
➡こちらhttp://kodomoiruma.blog.fc2.com/blog-entry-26.html


以下は私たちからのご質問への回答です(公開のため一部改変しています)。

2012年5月8日
〇〇様 
ご質問への回答
こどもを守る会 いるま
(連絡先)×××

1、氏名等の公表について
 「氏名・住所・電話の公表はお断りします。」とありましたが、このうち、住所・電話番号を掲載する予定はありません(ただし、入間市議会のホームページには市議全員の氏名・会派・住所・電話番号・職業が掲載されていることを申し添えます)。
 しかし、氏名を掲載しないということは、この回答の内容について、市議会議員として市民に対して責任を持てないということでしょうか。〇〇様が当会に対し逆質問まで行い回答を要求されているのに、万が一ご自分の責任を回避しようとされているのなら、市議会議員として不誠実ではないかと思えます。
 当会のアンケートは回答を強制するものではなく、また「アンケート結果の公表」は質問書にも明記しております。その上でご回答頂いた以上、このアンケートは議員のお名前で責任を持ってご回答頂いたものであると判断せざるをえませんがいかがでしょうか。

2、質問書の内容に関するご質問(下線部①〜⑧ ※注:市議は私どもの質問書の文章に下線を付けてご質問されています)について
① 南関東においても空間放射線量は事故前に比べて高くなっています。
新宿線量グラフ
(クリックで拡大します)

 入間市で局所的に高い数値が測定されていることは、質問書にも明記した通り、入間市ホームページに記載されておりますので、ご自分でご覧頂くか、市役所にお問い合わせください。
 なお、私どもでは5月26日(土)に学習会を企画しております。市議の皆様にも是非おこし頂きたいと思っております。予約等は不要ですので、この問題に関心をお持ちの〇〇様にもぜひご参加頂ければ幸いです。


② 求められている「具体的な説明」の意味がわかりません。字句の通りです。字句内容に疑義あらば、個別にご指摘下さい。

③〜⑤ 同上

⑥ すでに市当局からはご回答を頂いております。
(入間市からの回答➡http://kodomoiruma.blog.fc2.com/blog-entry-20.html)
当然、市議会議員おひとりおひとりのご見解も表明されるべきと考えます。

⑦ ②と同じ

⑧ 市民一般に公表する目的は、大きく2つあります。
1)こどもの放射線被曝問題を市民に広く周知するに際し、情報の一つとして提示するためです。とくに、行政(国・県・市を含む)に対し不信感を持つ市民は多いようですが、市議会がどのような姿勢を持っているかを具体的に知ることは、誤解を減らし、理解を深めるのに役立つと思います。
2)今後の市議会議員選挙等における判断の材料を提供するためです。特に原子力発電および原発事故の問題に対しては、さまざまな意見が交錯しております。市議おひとりおひとりの政策・意見を公表することは、地方自治の本旨(とくに住民自治)の実現に資すると考えます。

3、アンケートに関するご質問について
問1 検査機器の確保や人員の準備,結果公表などの方策・予算措置は、当然ながら議会および執行機関当局が判断し、決定することです。当会としては、その検討も含めて市長・市役所に要求しているつもりです。
 「問題は東電、国にある」というご意見には大賛成です。ぜひ、貴殿も入間市議会議員として、市内農家・市政に対する損害賠償の請求や、これ以上放射性物質の拡散を続けないように対策することなどを、厳しい態度で東京電力や国に対して要求して欲しいと考えます。
 すでに千葉県柏市は東電に対し本年3月29日に、2011年度にかかった放射線対策費用の全額となる約28億円を請求しており、同様の請求は同県流山市・白井市も行っています。むしろ、入間市の動きは消極的であり、その責任の一端は市議会にもあると考えます。 

問2 学校等の給食の選択制について、その詳細(弁当を忘れた場合の対応、日替わり的に選択できるのか、など)に関しては各学校長と保護者との間で適切なルールを決めていけばよいことであると考えます。
 ここでは「学校給食に放射性物質が含まれている可能性がある(すでに実例もいくつか報告されている)」「保護者が自分のこどもに何を(どの程度安全性が確保された食物を)食べさせるのかを判断する」という本質的な問題を論じているつもりです。

問3 正確な情報が必要であるという点は同意見です。給食についても、検査に基づいた正確な情報が提供されることを求めています。なお、風評被害とは、「ありもしない誤った情報に基づく被害」であると考えますが、東電福島第一原発事故以降に生産者・小売店・飲食業等が被った損害の大部分は、実際に各地に降り注いだヨウ素・セシウムなどの放射性物質によるものですから、風評被害ではなく実被害であると考えます。

 なお、貴殿は問2・3で「興味のある人たち」と書かれていますが、当会のメンバーは「興味」でこの問題に関与しているわけではなく、あくまでこどもたちの未来を守るために悲壮な覚悟で対峙していることを申し添えます。

問4 内部被曝が目には見えないことであることは明白です。「目に見えてから」では遅いのです。以下に、いくつかの事実を示します。

 盛んに報道されたのでご存知でしょうが、2011年7月28日衆議院厚生労働委員会にて児玉龍彦氏(参考人 東京大学先端科学技術研究センター教授、東京大学アイソトープ総合センター長)は次のような陳述をされました。
「そこで内部被曝がどのように起きるかということを説明させていただきます。内部被曝というのの一番大きな問題は癌です。癌がなぜ起こるかというと、DNAの切断を行います。ただしご存知のように、DNAというのは二重らせんですから、二重のときは非常に安定的です。これが細胞分裂するときは、二重らせんが1本になって2倍になり、4本になります。この過程のところがもの凄く危険です。そのために妊婦の胎児、それから幼い子ども、成長期の増殖の盛んな細胞に対しては、放射線障害は非常な危険性を持ちます。さらに大人においても、増殖の盛んな細胞、例えば放射性物質を与えると、髪の毛、貧血、それから腸管上皮に影響しますが、これらはいずれも増殖の盛んな細胞でして、そういうところが放射線障害のイロハになります。(引用終わり)」
 放射性物質の影響は、物質からの距離の2乗に反比例しますから、体内に取り込めば外部被曝に比べて圧倒的に高い確率でDNAらせんに傷をつけることになります。

 ICRP(国際放射線防護委員会)では、累積100ミリシーベルトを超えるとがんになる確率が0.5%増えるが、100ミリシーベルト以下の放射線を被曝しても発がんリスクが増えるかどうかは不明であるとしていました。ところが、基準を策定した当事者自らが「低線量被曝なら健康被害はほとんどないとする国際基準には、何の科学的根拠もない」と証言しています。
(※ NHK『低線量被ばく 揺らぐ国際基準』より)

 広島・長崎では「低線量被曝のデータは不十分で、証拠がない」とされてきましたが、データを解析した研究者によって次のような報告がされています。
 「原爆被爆者は、一般に高線量データと見なされているが、低線量被爆者を含む広範な線量分布は線量反応曲線の形の研究に有効であり、低線量レベルのリスクについても十分な知見を提供するものである。」「従来の寿命調査死亡及び罹患データの解析から、線量効果関係は、固型がんについては(閾値なしの)直線モデル、白血病に関しては非線形モデル(二次ないし直線二次モデル)が最もよくあてはまることを我々は報告してきた。今回の1950~90年の固型がん、白血病死亡データの解析も上の結論を指示するものである。」
(馬淵晴彦、「保健物理」、第32巻、第1号、頁5~8(1997))

 児玉氏の陳述にもあるように、私たちが特に心配している幼いこどもたちは大人以上の危険に晒されています。晩発性障害によるガン死のリスクは低年齢ほど高まる、という事実があります。全年齢の平均値(=35歳の人のリスク)にくらべ、0〜5歳児では約4〜5倍も高くなります。
(※ J.W.Gofman,Radiation and Human Health )

 もちろん、被曝による発がんは確率的に生じますから、誰でも全員ががんになるわけではありません。しかし、仮定の計算として、「がん死」の確率がわずか0.1%上昇すれば(統計上は無視されるでしょうが)、関東地方で約4万人が余計に亡くなります。貴殿はこの数値をどうご覧になるのでしょう。ロシアンルーレットというもの(回転式拳銃の弾倉に1発だけ弾を込めて、自分のこめかみに向かって引き金を引く)がありますが、「1000分の1のロシアンルーレット」があるとして、貴殿は自分のお孫さんに向かって引き金をお引きになりますか?

問5 がれき受け入れ問題にはさまざまな問題が含まれています。当会としては、入間市ががれきを受け入れることに強く反対します。理由は➡http://kodomoiruma.blog.fc2.com/blog-entry-16.htmlをご覧下さい
                                
 この回答の内容は、ミーティングにおいて当会のメンバーに諮り、確認をしたことなどから、貴殿への回答が遅くなったことをお詫びします。末筆ながら、貴殿のご健勝をお祈りし、今後も市議会において市民の視点にたって放射線問題について取り組まれ、厳しい姿勢で執行機関への監視・評価および提言・働きかけをなされますよう期待しております。
以上
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Author:こどもいるま
埼玉県入間市を中心に活動する
「こどもを守る会 いるま」です
放射能汚染からこどもを守る活動をしています
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