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がれき受け入れ問題について知っておいてほしいこと

いま、政府・マスコミを挙げて
「瓦礫を受け入れて被災地を支援しよう」というキャンペーンが行われています。
少しでも被災者の苦労を分かち合いたいというのは、私たちが共有する心情ですが、
そのもとで政府は「受け入れるのが当然」と広域拡散を性急に進めようとしています。
そして「反対するのは『非国民』」という風潮さえ作られようとしています。

しかし、瓦礫の広域拡散には多くの深刻な問題があります。
そのため、すでに多くの学者・専門家・ジャーナリスト、
さらには被災地の首長までもが広域拡散に疑問の声を挙げています。
そのような問題点をまとめてみました。ご一読頂ければ幸いです。

1 こどもは大人の何倍も放射線の影響を受けやすい
● “ただちに影響はない”けれど、数年後にガンや白血病を発症する「晩発性障害」が、こどもたちの将来を脅かします。
● 晩発性障害によるガン死のリスクは低年齢ほど高まる、という事実があります。全年齢の平均値(=35歳の人のリスク)にくらべ、0〜5歳児では約4〜5倍も高くなります。(※ J.W.Gofman,Radiation and Human Health )

2 「低線量なら健康被害はない」は、科学的根拠がない
● ICRP(国際放射線防護委員会)で基準を策定した当事者自らが「低線量被曝なら健康被害はほとんどないとする国際基準には、何の科学的根拠もない」と証言しています。(※ NHK『低線量被ばく 揺らぐ国際基準』)

3 低い汚染のがれきでも、焼却すると濃縮される
● 見えない放射性物質は煮ても焼いても無くなりません(ですから、除染も「移染」に過ぎません)。低い汚染のがれきでも焼いて残った飛灰から高濃度の放射性物質が検出される可能性があります。
● 飛灰の放射性セシウムは約33倍に濃縮されるといわれています(※環境省資料『災害廃棄物の広域処理の推進について』)。

4 放射性物質は、従来のバグフィルターでは漏れてしまう
● 放射性物質は従来のバグフィルターでは漏れてしまい、焼却炉の煙突から大気中に放射性物質が放出される可能性があります。バグフィルターは放射性物質を想定していないため実験なども行っていないので実証データも無く、除去できると言えません(メーカーの証言)。
● 環境省は「焼却しても99.99%除去できる」と発表し、市町村での焼却処理を認める方針を決定しましたが、あとから実験データが存在しなかったことを認めました「(※「東京新聞」2012年1月21日、日本弁護士連合会2011年9月20日付『放射性汚染物質対処特措法施行に当たっての会長声明』)。
● その空気を吸った住民は内部被曝します。受け入れ量が大きくなれば、放射性物質の放出量も相当なものになります。

5 保管はきわめて困難
● 高濃度の放射性セシウムが含まれる灰の保管はきわめて困難です。屋根や外周遮断設備を持つ処分場を設け、100年にわたり管理していく必要が生じ、自治体に計り知れない負担を与えます(※(独)国立環境研究所資料『一児保管と最終処分』参照)

6 がれきの処理は被災地のためになる?
● 岩手・宮城の災害廃棄物は、ほぼ100%仮置き場に搬入済みです(TVで映されるのは仮置き場で、そのほとんどは人の住む街にはありません)。慌てて全国へ拡散する必要はありません。
● 「陸前高田市内にがれき処理専門のプラントを作れば、自分たちの判断で今の何倍ものスピードで処理ができると考え、そのことを県に相談したら、門前払いのような形で断られました。」(陸前高田市・戸羽太市長)
● 「あと2年で片付けるという政府の公約が危ぶまれているというが、無理して早く片付けなくてはいけないんだろうか。山にしておいて10年、20年かけて片付けた方が地元に金が落ち、雇用も発生する。もともと使ってない土地がいっぱいあり、処理されなくても困らないのに、税金を青天井に使って全国に運び出す必要がどこにあるのか。」(岩泉町・伊達勝身町長)
● 全国的な大企業だけが潤い、地元には仕事もカネも落とされません
「ゼネコン大手4社(鹿島・清水建設など)が7日発表した2011年4~12月期決算は、東日本大震災で被災した岩手、宮城、福島各県などで大量に発生したがれきを処理する事業の受注が大きく膨らんだ。鹿島、清水建設が国内官公庁から受注した土木事業は前年同期と比べて倍増。増加額は合わせて1600億円を超え、低迷が続いてきた前年までの 状況から一変した。」(共同通信2012.2)

6 お金の流れが不明朗
● がれき処理には利権が絡んでいるといわれています。
● 東京都のがれき処理を全量請け負ったのは、東電の子会社です。事実上、この会社しか入札できない入札基準が設けられていました。
● いち早くがれき受け入れを表明した静岡県島田市長は、産廃処理企業の前社長(現社長は親族)、後援会幹部にも同業者が並んでいます。

7 世界が批判の声をあげています
● 「がれきの移動焼却は自国民を放射能汚染にさらすという政府が行う犯罪的行為である」(※欧州放射線リスク委員会)
● 「汚染がれきと普通がれきを混合して放射能値を基準内にうすめるという行為は国際合意違反である」(※ドイツ放射線防護協会)
● 「チェルノブイリでも汚染物質は移動せず今も置き去りである。日本で行われてようとしていることは世界で最初の暴挙だ」「低放射能放出での内部被曝での健康被害はむしろ大きい」(※カナダ、欧州各国研究者)
● 「太平洋を越えた放射能によって米国の牛乳が汚染されている。がれきの移動・焼却によって日本はこれ以上世界を汚染しないで欲しい」(※米国市民団体エコロジカル・オプション・ネットワーク、同団体は「がれきの拡散・焼却の差し止め1万人署名」をサンフランシスコ日本領事館に提出した。

8 「がれきを受け入れない」選択は可能です
● 徳島県など中〜西日本の大部分の県は受け入れ拒否(または検討をしないこと)を表明しています。
● 都道府県単位では受け入れを表明していても、札幌市のように市町村単位で拒否する例も多くあります。
● 福岡市長は、がれき受け入れを明確に拒否した上で、がれき処理の専門職員を被災地に派遣すると表明しました。
 問題の多いがれき受け入れに代わる、もっと効果的な支援の方法はいくらでもあるはずです。

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入間で2度目の原発デモを行います。4/1です。

●太平洋セメント(同社長は全メーカー17社が加盟する「セメント協会」会長)、三菱マテリアル、八戸セメントが瓦礫焼却を決定。焼却場所は埼玉県熊谷市、日高市、秩父郡横瀬町、青森県八戸市と順次全国津々浦々へ広げる意向だ。自治体に押しつける放射能瓦礫の焼却は、原発の廃炉を安上がりにすますために仕組まれ、国民すべてに被曝を浴びせようとするものだ。●

【参考】太平洋セメントの国内工場

上磯工場 - 北海道北斗市谷好1-151
大船渡工場 - 岩手県大船渡市赤崎町字跡浜21-6
熊谷工場 - 埼玉県熊谷市大字三ヶ尻5310
埼玉工場 - 埼玉県日高市原宿721
藤原工場 - 三重県いなべ市藤原町東禅寺1361-1
大分工場 - 大分県津久見市合ノ元町2-1
小野田事務所 - 山口県山陽小野田市大字小野田6276
西多摩事務所 - 東京都西多摩郡日の出町大字大久野2650
土佐事務所 - 高知市孕東町25


4/1(日)
13:00~15:00

西武池袋線 午後1時、入間市駅南口集合。トークのあとデモへ2:10pm出発。目抜きをゆっくり歩いて、3時頃、出発地点にもどります。

山下修子04-2932-6944●「行動ネットワーク入間」入間市野田1489-15
川野あき子04-2970-3535
松本久美子04-2932-2234
井田一郎04-2968-0764


――記――



私は埼玉にいては放射能の影響で「死ぬ」と直感し、その裏付けのために何ヶ月も情報を集め、宮城や岩手の汚染状況も知っています。
埼玉よりひどいです。距離で見ても一目瞭然ですが。
埼玉の放射線管理区域以下のところでも、敏感な人は次々と体の異変を訴えます。でも放射能の影響だとは考えない人も多いです。タカをくくっている人も多いです。
それもそうでしょう。ただ疲れやすいんです。ただ風邪をひきやすいんです。確実に免疫力が落とされてます。アトピーが治った人は再発しています。弱いところや古傷がむし返されます。そういう、何が原因か分からない状態なので、医者に行って薬をもらっても症状は収まりますが、治りはしません。累積被曝によって一生続くでしょう。

子供に特に影響があると言われますが、年寄りも免疫力が落とされ、元気にウォーキングに歩く健康なおばあさんが何年ぶりかで熱を出して寝込むなど、事故後に結構ある話です。
そしてそれが潜伏期間だということ。必ず牙を剥きます。子供から命を落としていくでしょう。そういう世界が怖いのです。

安全な放射能はないんです。

わが子を守れるのは親だけです。そして私にはわが子を守ることだけで、仕事を捨て、家を捨て、命からがら逃げてきました。その後から放射能を付けたがれきが追いかけてくる恐怖が分かりますか?
異常な基準値を設けられた食べ物が横行している恐怖が分かりますか?
九州へ来てでさえどれだけ慎重に食べ物を選んでることか。そういう私の考えを埼玉では「放射脳ママ」「ノイローゼ」と言われるんです。
九州ではそういう空気はなかったし、病院で娘の甲状腺を見てもらうときに、素直に「被曝が心配だ」といえました。埼玉では言えません。先生も「そうだよね、あっちは心配だよね。」と心配を汲み取ってくれたんです。とても嬉しかったです。

でも、今日のガレキの受け入れに積極的な人が多いことが分かって、とても怖くなりました。ここで終わりなのかと。そして反論できない自分にも嫌気がさしました。被災地支援が大事なんだと思われてる方に反論できません。でも私には被災地より我が子なんです。ここで非国民と言われるのかもしれませんが、まずは人のことより自分の子どもが大事なんです。隠しようもない事実です。
切羽詰ってここまで来たんです。余裕なんかありません。

明日の議会には傍聴に行きます。何としても止めたいんです。国の汚い「絆精神論」を持ち出す世論誘導に怒りを感じます。本質を隠し、事実を隠して、人の善意につけけ込む精神論で誘導することに、本当に憤りを感じます。

ガレキのことだけを言っているのではありません。

放射能汚染の実態を全て解明して、それに対して世界の常識である「放射能閉じ込め」をやらないと日本の復興はありえません。臭いものに蓋をした状態では、何も進みません。被災地復興の名のもとに日本全土が潰されます。どうか九州も足元を掬(すく)われていることを自覚してください。決して安全地帯ではありません。この震災は被災地3県のものではありません。日本全土に広がる経済破綻や民主主義の崩壊さえも危ぶまれるような出来事に向かっています。

ガレキを受け入れる心の余裕がある方は、まず日本の汚染状況を知り、被曝地に置かれている人たちを助け出すことを考え出してください。命の順番でいくとこちらが先決です。そのために今はきれいな西日本をとっておきたいのです。これは積極的に努力をしないと、あっという間に汚されます。

どうかよろしくお願いします。


by安藤 公門さん「村のトイレ屋」http://atta-an.seesaa.net/article/257379616.html#comment

入間デモ
●協賛●
田中洌「「権力とマスコミの横暴を正し、人権を守る国民の会in入間」04-2932-4828

原発を、放射能の拡散を、わたしたちひとりひとりの手で止めよう!


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Author:こどもいるま
埼玉県入間市を中心に活動する
「こどもを守る会 いるま」です
放射能汚染からこどもを守る活動をしています
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