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ニュースレター第12号を発行しました

ニュースレター第12号-1

ニュースレター第12号-2

pdfファイルはこちら 第12号

== 主な記事 ==

小学校の「お茶うがい」について

 入間市内の小学校では、インフルエンザ等の対策として「お茶うがい」を推奨しています。2014年度にも、市役所の学校教育課から各学校に配布された「お茶パウダー」が学校ごとに児童に配布され、「水に溶かしてうがいをしましょう」という指導がされました。
 お茶の配布時に出されたお知らせには、私たちの知る限り、詳しいデータを伴わないままに「検出されず」とするものが多く、放射性物質の問題に触れないものもありました。学校によっては、事前に保護者へ告知する事もせず、その場で児童にうがいをさせたところもあったそうです。
 2012年12月には、狭山茶パウダーによるうがいを実施することについて、基準値未満であってもセシウムが検出されているお茶によるうがいについて、各方面から批判の声があがりました。のちに、教育委員会は実施を取りやめています。しかし、これを復活させてきているわけです。
 これをうけて、私たちは先の2月下旬に市教育委員会の学校教育課に、問い合わせと申し入れを行ないました。おもな内容は、以下の4点です。

1)今回、お茶パウダーについてどのような検査を行なったのか。また、その測定方法は十分なものか。
2)私たちが配布されたものと同等と思われるお茶パウダーを市民測定所に持ち込んで検査を行なったところ、10Bq(ベクレル)/kgを超えるセシウム(134・137の合算)が検出された。この結果をどう見るか。
3)そもそも、お茶うがいが水うがいなどに比べてインフルエンザ対策としての効果が高いという根拠はあるのか。
4)うがいをさせるかどうか、お茶パウダーを利用するかどうかは、あくまで家庭で判断する事項であり、学校で半ば強制的に一律の実施をすべきではない。

 当日の回答(見せていただいた資料の内容)、および後日の電話での回答を総合すると、市教委の言い分は以下のようなものでした。

1)検査証明書によると、検査は「日本冷凍食品検査協会横浜試験センター」のゲルマニウム半導体検出器。検体は「千歳園」の荒茶。検査時間は600秒。検出限界はセシウム134・137それぞれ10Bq/kg。結果は不検出。
2)ノーコメント。
3)よく分からないが、一般的なカテキンの効能は知られている。
4)どのような扱いにするのかは、今後検討する。

 この回答では不十分と考え、とりあえず文書による回答を求めたところ、約束の期限から20日遅れで、4月5日に届きました。以下に転載します。


入学教発第2051号

平成27年3月31日

こどもを守る会いるま様
入間市教育委員会
教育長 村野 志郎*

学校におけるお茶うがいの実施について(回答)

 早春の候 皆様方におかれましては、ますますご活躍のこととお喜び申し上げます。また、日ごろより、教育行政につきましてはご尽力賜り厚く御礼申し上げます。
 平成27年2月25日にありましたご要望につきましては、下記のとおり回答させていただきます。ご理解いただきますようお願い申し上げます。また、回答が遅れましたことをお詫び申し上げます。


○今回配布したお茶について
・ パウダー茶のお茶(原料)は、千歳園の2番茶のみです。
・ 今回納品したパウダー茶は、市への納品分のみのため、市販していません。
・ 放射能の測定方法は、ゲルマニウム半導体検出器によるものです。
・ 検査の検体は1kgの荒茶(パウダーにする寸前のもの)です。
○測定方法について
・ 国の示している測定方法でありますが、今後検討します。
○お茶のうがいの有効性について
・ お茶(カテキン)については数多く研究されており、インフルエンザウイルスにつても(ママ)、効能が確認されている報告があります。浜松医科大学の研究によると、緑茶、機能水、食塩水、水道水の順に、予防に効果があった、と報告があります。
○家庭での判断について
・ 児童のうがい実施については学校での判断になりますが、最終的には保護者の判断により実施対応をしていきたいと考えます。

担当 学校教育課
学事保健担当(担当者名)


*注 村野教育長は3月末で退任

 私たちは、この回答に対して以下のように見ています。
・ 検査機器の詳細(メーカー、機種等)は不明なままなので何とも言えない面もあるが、セシウム134・137のそれぞれを検出限界10Bq/kgとするには、600秒は短すぎるのではないか、と考えます(これについては専門家のご意見も承りたい)。また、合計20Bq/kgという限界値自体をもっと下げるべきではないかと考えます。
・ 「国の示している測定方法」とあるが、入間市独自に、より安全性を重視する方向で方法を選択し、基準を設定することは何ら問題ないし、むしろ望ましいと考えます。
・ 回答中の「浜松医科大学の研究」を調べたところ、インフルエンザ予防ではなく、一般的な風邪罹患に関する研究のようです。
・ 「最終的には保護者の判断により実施対応をしていきたい」という文言については、一歩前進と捉えます。各学校での実施・対応について、より具体的な確認を求めます。家庭によって、「荒茶で10Bq/kg程度であれば、うがいで体内に残留する濃度はごく僅かであって気にする必要はない」という判断があっても構わないのですが、それはあくまで正確な情報が開示された上で、各家庭(保護者)に決定権があることが前提になるのではないでしょうか。学校行事として、有無をいわさず一律にこどもにお茶うがいをさせることには、今後も粘り強く反対し、中止させたいと考えます。
・ 入間市立の中学校では「茶道学習(盆点前)」が総合学習の授業として必修化されています。これも抹茶を直接体内に取り入れる点で、少なからず被曝リスクを伴う内容といえます。使用する抹茶の厳密な検査は当然のこと、茶を口にすることを避けたい生徒・保護者の権利を保障する手だてが求められると考えます。
http://kodomoiruma.blog.fc2.com/blog-entry-128.html


福島の震災当時18歳以下
甲状腺がん「確定」103人、「疑い」24人
1巡目29万9千人、 2巡目12万2千人の検査結果

 福島の県民健康調査の検討委員会が5月18日、福島市で開かれ、震災当時の18歳以下を対象とした甲状腺検査の結果(3月31日時点)が上記のとおり報告されました。
 また、昨年4月から2巡目の検査が始まりましたが、これまでに、1巡目の検査で「異常なし」とされた子ども5人および10人が、2巡目の検査でそれぞれ甲状腺がん「確定」および「疑い」と診断されたことが明らかになりました。これは原発事故後にがんが増加したことを示すものですが、検討委員会は「現時点では放射線の影響は考えにくい」としています。
 なお、福島県の小児甲状腺がんの検査者数に対する患者数の割合は、下表のとおり、発表のたびに高くなっています。

甲状腺検査2
http://www.sting-wl.com/fukushima-children5.html


- 「とこらぼ」学習会参加報告 -
公園の土は安全なの?
~ 事故から4年 ・ 測定の現場から ~

 5月16日午後、所沢地区労会館にて、東大 大学院総合文化研究科 小豆川 勝見 助教をお招きしての標記学習会が所沢・市民放射線測定室「とこらぼ」の主催で開催されました。
 小豆川先生は各地で汚染状況を測定しながら、市民測定所への助言や小中学校での授業を行うなどの活動を精力的にされており、当日も放射線測定の実験をまじえた、たいへん分かりやすいお話を伺うことができました。以下、その概要です。

放射線測定の難しさ
 例えば、福島県浪江町の試験栽培の米の放射性セシウムは、福島県の測定では「検出限界5Bq/kgで不検出」であるが、小豆川先生の測定では「2Bq/kg検出」である。これは科学的にはともに正しい。しかし、今や2Bq/kgは容易に測定できるレベルなのに、敢えて「不検出」とするのは望ましくない。

流通食品中の放射性物質
 食品には天然核種の放射性カリウムが数十Bq/kg程度入っている。しかし、カリウムの放射線は、エネルギーが大きく人体を突き抜けるため、身体へのダメージが小さい。一方、セシウムの放射線は、エネルギーがそれほど大きくなく人体に吸収されるため、ダメージが2倍ほど大きい。食材の汚染状況を知り、セシウムを取り込まないことが重要である。例えば、基準値超過やそれに近い食材は福島産よりも北関東産のものによく見つかる。これは北関東での検査体制が不十分であることによる。今後、数十年にわたって測定を続けなければならない。

放射性セシウムは土と一緒に移動する
 セシウムは土ぼこりに付着する性質があるため、雨どいの下や排水溝など、土ぼこりが集まる場所で放射線量が高くなる。公園の中では、ブランコの下など、わずかに削れている場所や吹き溜まりに放射性物質が集まりやすい。道路では、雨水が集まるように作られている歩道上の植栽に放射性物質が集まりやすい。しかし、どこにどれだけ集まるかは予測が難しいため、食品と同様、継続して測定しなければならない。

食品の基準値について(質疑応答から)
 重要なのは放射性セシウムと放射性ストロンチウムであるが、 100Bq/kgはストロンチウムを無視できるとしてセシウムのみで決めた基準値である。ストロンチウムは場所によって多いこともあるし、セシウムに対するストロンチウムの比率は年数を経るごとに増えることが最新の研究で分かった。ストロンチウムについても継続して測定を行い、必要に応じて見直さなければ、基準値としての意味がなくなってしまうので注意が必要である。


- イベント情報 -
鎌仲ひとみ監督最新作
「小さき声のカノン - 選択する人々
上映会&監督トーク

  はじめはみんな、泣き虫なフツーのお母さんだった。
  福島、そしてチェルノブイリ後のベラルーシ。
  お母さんたちは、“希望”を選択した。

鎌仲ひとみ監督からのメッセージ(抜粋)
 今回の『小さき声のカノン』をどうしても作らなくてはならない、と私を突き動かしたもの。それは「子どもたちを被ばくから守ることができる」ことを伝えたい、という抜き差しならない思いです。
 よじれた現実のただ中で子どもたちを心底守ろうとする母なるものの存在に私は未来をかけたい。原発事故後の世界を生きる母たちのしなやかさ、強さ、その揺らぎや弱さまで含めて、映画から感じていただきたいと願っています。

 場所 市民活動センター「イルミン」(変更の可能性あり)
 日時 10月3日(土)
  10:00~12:15 第1回上映
  12:30~14:30 第2回上映
  15:00~16:00 鎌仲ひとみ監督のトーク
  16:00~17:30 質疑応答・ディスカッション
 チケット 前売1000円/当日1200円
 主催 「入間から発信!ずっと暮らし続けるために動く会」
 お問合せ先 轟 涼 (080-5455-7216)
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こどもいるま

Author:こどもいるま
埼玉県入間市を中心に活動する
「こどもを守る会 いるま」です
放射能汚染からこどもを守る活動をしています
入会希望・お問い合わせの方は、
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