スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

入間市長からの回答

1月の面会の際、入間市長・田中龍夫さんにいくつかの要望を提出しました。

その内容はこちら → 1/19『市長との面会(3)』http://kodomoiruma.blog.fc2.com/blog-entry-63.html

これに対する回答が、先週になって秘書課からようやく戻ってきました。
「内容がいくつかの部署にわたること」「市議会が開催されたこと」が回答の遅れた理由ということでした。
わたしたちとしては
「新しい市長が、放射能汚染の問題に正面から取り組み、前向きな方針を打ち出すために時間をかけている」
ことを期待したのですが…

以下に回答内容を転記します。

1 入間市独自の放射性物質基準値を策定して下さい。
 国において、放射性物質を含む食品からの被ばく線量の上限を、平成23年3月から「年間5ミリシーベルト以下」の暫定規制値が適用されてきました。
平成24年4月1日からは、より一層の食品の安全と安心を確保するために、長期的な観点から「年間1ミリシーベルト以下」に引き下げ、これをもとに放射性セシウムの基準値(ベクレル)が設定され、運用されております。
これにより、市として食品の安全性は確保されていると判断しておりますので、入間市独自の放射性物質基準値を策定する考えはございません。【環境課】

2 学校給食の検査について
 学校給食の放射性物質検査については、可能な範囲内で努力して行きたいと考えております。平成25年度は、提供した給食まるごと検査を各施設月1回程度、専門の測定業者へ委託しゲルマニウム半導体検知器による測定を行い、食材検査については、消費者庁が貸与した簡易測定器を使用し、毎週6品目について行う予定となっています。  なお、食品の性質上、放射能汚染が高いと思われる食材については、業者などから検査結果の情報を入手するよう努めています。【学校給食課】

3 給食・弁当の選択について
小・中学校の給食は、学校教育の一環と考えているため、文書等での周知については慎重に対応すべきものと考えております。弁当の持参、牛乳欠食については、アレルギー対応を含め個々の状況によりますので、学校長の判断によるものと考えております。【学校給食課】

4 市役所1Fの市民相談室にある放射性物質測定器について
 当市では平成24年11月より、食品中に含まれる放射性物質測定を、厚生労働省が定める「食品中の放射性セシウムスクリーニング法」に基づき、市民が持ち込んだ食品を対象に毎週火曜日と木曜日に簡易測定(結果を証明として利用できる測定ではない)として実施しているところです。
 この分析方法では、「測定下限値が厚生労働省の定める基準値の1/4以下であること。」と定められており、一般食品の他、飲料水等もこの方法に準じて測定を実施しているところです。
測定時間については、一般食品は20分、飲料水・牛乳・乳幼児食品は60分と設定しており、スクリーニング法に定められている1/4以下の数値を十分把握する事ができます。
 これまでに、測定を実施した全食材の結果が、不検出(放射性物質濃度が検出限界値に満たない)であり、測定下限値につきましても、スクリーニング法に基づく1/4を下回る結果となっております。この結果につきましては、市ホームページに公表し、併せて市民相談室の窓口で配布させていただいているところです。

 現在、使用している機器は、消費者庁から、食品等の安全・安心を図ることを目的として市に貸与され、その目的に沿って運用をしているところです。
なお、この機器は、消費者庁から食品を検査対象として貸与されており、土壌の測定はできません。【市民生活課】

5 こどもの被曝実態について
埼玉県は、事故後1年間に増える放射線量を0.23mSVと推定しており、これは全国の自然放射線量の地域差〔最大0.38mSv(ミリ・シーベルト)〕の範囲内であり、健康に影響を与えるレベルではないとの見解を示しております。また、入間市でも空間放射線量の測定では、放射線量の限度(自然放射線等を除く)の年間1ミリ・シーベルトを下回る数値となっております。
 こうしたことから、現段階ではこどもの尿検査等についての市による検査の実施、または検査希望者への助成制度について実施する予定はありませんので、御理解を賜りたくお願いいたします。
 なお、引き続き放射線量については注視してまいりますが、今後、基準値である年間1ミリ・シーベルトを超えるなどの憂慮すべき放射線量となった場合には、実施について検討したいと考えております。【親子支援課】

入間市教育委員会としては、学校など市内公共施設の空間放射線量の測定とそれに伴う除染の結果、測定値が年間1ミリシーベルト以下となっていることから、健康福祉センターと同様に、児童生徒の尿検査の実施、あるいは検査希望者への助成をする予定はありませんので、ご理解を賜りたくお願いいたします。【学校教育課】

6 緊急時への備えについて
 安定ヨウ素剤は、医療用医薬品であることから、原則として医師の指示がないと服用することができないこととなっており、また、災害時等に備えて自治体が医薬品を備蓄することは、薬事法上の課題もあります。
こうしたことから、夜間診療所で使用する医薬品を除き、ヨウ素剤備蓄に限らず医薬品の備蓄は考えておりません。【健康管理課】

 東日本大震災時における福島第一・福島第二原子力発電所の事故災害は、本市にも放射性物資の影響を及ぼすなど、あらためて広域巨大災害の対応の難しさを認識することとなりました。
 原発事故等の緊急時に備える措置については、現在、入間市地域防災計画を見直しておりますので、この中で原子力発電所の事故災害発生時における迅速な対応を図るための、必要な措置について策定を進めております。【防災防犯課】



ま、いままで通り、わたしたちはこどもの未来を守るためのたたかいを地道に続けるだけですが…
スポンサーサイト

お礼とお願い

「こどもを守る会 いるま」では、
入間市に対し学校給食の放射性物質検査を改善することを求めています。

わたしたちの呼びかけに対し、
入間市内だけでなく全国の皆様から約1600筆の署名の協力を頂きました。
このブログでご案内したオンライン署名でも、約180名のご協力を頂きました。

ご署名を頂いた皆さんにこの場を借りてお礼を申し上げます。
本当にありがとうございました。


8月下旬、この署名を添えて入間市議会に陳情を提出しました。
(なお、議会での審議と採択の対象にするため、同内容の請願を代表名で提出しました。)

 今月7日の福祉教育常任委員会では、当会の会員が提出理由の説明を行ないました。
しかし、結果は「趣旨採択」というものでした。
この趣旨採択というのは
請願の考え方に反対しないが、内容の実現が難しいので、形だけ採択する
というような意味だそうです。
 もちろん、これでも一歩前進ではありますが、
議員間の議論の中では、厳格な検査の実施に対して後ろ向きの意見も出されました。
(正式な採択には反対した議員も、
幅広い市民の意思を無視できず、否決ではない妥協案を選んだようです。)

 しかし、これで終わりではありません。
9月21日(金)の本会議最終日
この請願は再び議題となり、市議会としての判断が下されることになります。
現在の会派構成を考えると正式採択は難しいのですが、
この問題に関心を持つ多くの市民の眼が光っていれば、
市議会議員もあいまいな逃げ方はできません。
また、今後の市役所との交渉においても、
市民の関心の高さはわたしたちにとって重要な「武器」になります。
 ひとりでも多くの皆さんの傍聴を期待しています!

本会議の傍聴に来て下さい!
  場所 入間市議会(入間市役所5階)
  日時 9月21日(金) 午前9時30分〜
      (会の冒頭で扱われる予定です)

 ※ 傍聴に特別な準備は必要ありません。市外の方・未成年者も傍聴可能です。

入間市の学校給食検査

入間市では、4月末からようやく学校給食の一部について放射性物質の検査を始めています。
昨年度中だって汚染の可能性は高かったわけですから、遅きに失しているともいえますが、
まずは検査を始めたこと自体は評価したいと思います。
しかし、検査はその内容が大事です。



下の表は、市のwebpageに掲載されたこれまでの検査内容をまとめたものです。

入間市学校給食検査結果

「なんだ、ぜんぶ不検出じゃないか。心配する必要はない」と思いましたか?
よく見て下さい。

1)検査品目がごくわずかです
県が貸し出して狭山市に設置した検査器機を週に1回借りに行って検査するため、
十分に検査ができていません。
16小学校と給食センター(中学校の給食)の17施設のうち、
週にたった4施設、しかも各施設1品目ずつ(「メニュー」じゃないです)。
これでは汚染食材があっても漏れてしまいます。
飯能市では一食分丸ごと検査をしているそうです。

2)検査精度が粗すぎます

5月2日の茨城県のピーマンでは検出下限値が40.6bq/kgです。
つまり、40bq程度の汚染があっても「不検出」になるわけです。
検査時間が十分に取れないからだと思いますが、これではザルです。
福島第一原発に近い産地のものは限界値を高くしている、と疑われても仕方ありません。
全体的にも20〜30bq/kgと高めです。
所沢市の検査では、検出限界値が0.9〜1.3bq/kgだそうです。

3)これらは食べてしまった後での検査です
あとから汚染が分かったらどうするのでしょう?
確かに、生鮮食品の場合は難しいのですが、できるだけ食前に検査してほしいものです。

4)検査品目の選定に???

これまでの検査では、1小学校につきほぼ1ヶ月にに1品しか検査できないのに、
不思議なことに九州など西日本の食材がよく選ばれています。
この表にはありませんが、保育所の給食検査では「インドネシアのちりめんじゃこ」を選んでいます。
さまざまな制限で全品目の検査が難しいのならば、
できるだけ東日本のものから検査すべきではないでしょうか。

全般的に言えることは、
「これはアリバイづくりのための『検査のための検査』に過ぎないのではないか」
という疑念です。

予算の問題があるのは分かりますが、現状でももっと工夫はできるはずです。
また、
◎民間の検査機関に依頼する
◎一食分をミキサーにかけて丸ごと検査する
◎検査体制を有する生産者と直接契約して、安全な食材を産地直送で仕入れる
◎信頼度の高い「検査証明書」を、納入業者に提出させる
などさまざまな取り組み方もあるでしょう。
いずれにせよ、今のやりかたには問題が多すぎます!








ご質問(投稿)への回答

 先日、当ブログへ会の活動に関するご質問の投稿がありました。非公開の投稿ですが、こちらからの回答だけを掲載すると、何のことか分からないので、ご質問の概要のみ記します(投稿された方へ:もし、この概要がご質問の意図から外れていれば、お伝え下さい)
「市にも予算があるから、市と協議しつつ、会(こどもを守る会 いるま)で寄付を募って測定器を市に寄付をすればよい。」


(1)必要があれば予算を確保するのは行政の仕事であると思います。
 私たちの役割は、市が動いてくれるように働きかけることであると考えています。こどもは給食だけを食べているわけではありません。私たち自身、放射能についてもっと勉強しつつ、皆さんにも知っていただき、共にこども達を日々守って行きたいと思います。そもそも、高額な寄付が、短時間で集まるとは思えません。また、寄付金で機器を購入し市に寄付しても、市にこどもたちを守る意志が無ければ、意味がありません。機器を寄付すれば終わり、ではありません。維持費・人件費も発生します。それも寄付でまかなうのでしょうか?

(2)入間市は、近隣市町村に比べれば財政的には余裕があり、かつ子供にかける予算が少ないと聞いています。
 他の自治体でも市町村レベルで測定器を購入している事例もあり、全く実現不可能な要望とも思えません。市民が先回りして予算の心配をするのはおかしな気がします。大人が子供を守る、市が市民を守る、これはあたりまえのことです。必要なことに予算措置をつけるのにためらいがあってはいけません。
 子供達の健康を守りたい。内部被曝は少ないに限る。だから給食はしっかり検査してほしい。戸田市の例をあげます。
http://blog.livedoor.jp/todakodomo/lite/archives/3991729.html

 自校調理式小学校全校にLB200、給食センターにはLB2045を購入しています。LB200は価格が80〜120万円/台です。検出限界値が20bq/kg前後なので十分に精密とはいえませんが、「こどもたちを守ろう」と努力する戸田の市民と市の姿勢には感動すら覚えます。まず「こどもを守るんだ」という姿勢を市民と市が共有して、はじめて次のステップに入るのではないでしょうか。
 ですから、市が「機器を買いたいが、予算がどうしても××万円足りないし、増税も難しいから協力してほしい」というのなら、わたしたちは喜んで募金運動の先頭に立ちます。

(3)それでも、もちろん予算の制限はあります。しかし、ほんとうに必要だと考えていれば、お金を余りかけない方法は他にもいろいろあるでしょう。
例えば・・・
① 検査を外部(民間の検査機関など)に委託する。
② セシウムが蓄積されやすい、しいたけ・えのき・しめじなどのキノコ類や栗などをメニューから除外する。
③ 給食食材の産地を限定する。
といったことです。他にも知恵を持ち寄り、工夫をすれば、低予算でも対策は可能です。要は、やる気があるかどうかです。現在の入間市の検査方法では、(現場で毎週検査をしている職員の方には頭が下がりますが)、市として本気で取り組んでいるようには思えないのです。

以上がわたしたちのお答えです。

入間市で始まった給食の検査

入間市の学校給食について、放射性物質測定がようやく始まりました。
4月25日測定分が入間市ホームページに公表されています。
小中学校➡ http://www.city.iruma.saitama.jp/genpatsu/syokuzai_kensa/kekka_120425.html
保育所➡ http://www.city.iruma.saitama.jp/genpatsu/syokuzai_kensa_hoiku/hoikusyo_kyusyoku_kensa_0425.html

● 末尾の数値は測定限界値、単位はBq/kg
学校給食センター(緑豆もやし・栃木) 不検出(10.1)
豊岡小学校   (小松菜・埼玉)   不検出(10.7)
東金子小学校  (キャベツ・神奈川) 不検出(11.1)
藤沢東小学校  (生たけのこ・福岡) 不検出(10.8)

西武中央保育所 (筍・静岡)     不検出( 9.1)
藤沢保育所   (ジャガイモ・北海道)不検出(10.3)
宮寺保育所   (キュウリ・埼玉)  不検出(11.2)
二本木保育所  (ニンジン・静岡)  不検出(10.5)

機器 NaIシンチレーションスペクトロメーター
測定時間 1品目につき20分

市立の小中学校・保育所について1週間分で調べたのはたったこれだけです。
しかも事後的な(つまり食べてしまった後での)検査です。

狭山市に設置された測定器を借りてやっているそうです(泣)。
市内16小学校及び学校給食センター、10保育所の27施設をローテーションで1品ずつ!
しかも検出限界も高めだと思います。
(ただし、この限界を引き下げると、測定時間が大幅に延びてしまいます)。
他の食材は大丈夫なのでしょうか?
他の学校・保育所は大丈夫なのでしょうか?
大海を匙で掬うような、こんな検査で済ませていいのでしょうか?
入間市も独自に測定器を購入してもっと網羅的で詳しい検査をすべきです!
カテゴリ
プロフィール

こどもいるま

Author:こどもいるま
埼玉県入間市を中心に活動する
「こどもを守る会 いるま」です
放射能汚染からこどもを守る活動をしています
入会希望・お問い合わせの方は、
上のカテゴリ中の「会の案内」
をクリックして下さい

最新記事
最新コメント
Twitter

kodomo_iruma < > Reload

FC2掲示板
最新トラックバック
月別アーカイブ
カウンタ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。